母の日にはカーネーションを贈るのが定番になっていますが、これはアメリカで生まれた習慣だとされています。1907年にアメリカはフィラデルフィアに住むアンナという女性が、母の追悼式にカーネーションを捧げたのが始まりとされ、のちにウィルソン大統領が母の日を祝日に定めたとされています。というわけで、母の日にはカーネーションを贈るのが一般的になったわけですが、カーネーションを贈る際は色に注意しなければいけません。とりあえず赤い色のカーネーションを贈っておけば間違いありませんが、中にはちょっと変化をつけて白や黄色や紫の花を贈ってみようと考えてしまう人もいるかもしれません。
しかし、白のカーネーションは、母の日発祥地のアメリカにおいては、すでに母が亡くなっている方が捧げる花とされていたので、まだ母親が存命の方はふさわしくないのではないでしょうか。そんなに堅苦しく考える必要もないかもしれませんが、白のカーネーションには亡母を偲ぶという花言葉もあるので、できれば避けたいところです。また、黄色い花には嫉妬・侮辱の花言葉があるとされますし、紫の花には気まぐれという花言葉があるとされており、やはり母の日のプレゼントにはふさわしくないでしょう。身内へのプレゼントですから、あまり深刻に考える必要もありませんが、義母などに贈る場合は注意した方がいいかもしれません。
変に受け取られてしまう可能性もあります。とにかく赤い花を贈っておけば問題ないです。母の日のことならこちら